今日の仕事風景

井上工務店

2013年02月26日 02:23

お疲れさまです大工グループの畑です


今日の井上工務店はこんな感じ









近年の住宅では材木の加工をプレカット工場に委託して、加工をほぼ全自動の機械で出来てしまうというすごい技術があります。

コンピューターで寸法を打ち込み、機械で番付をつけて、正確に素早く材料を刻んでくれる素晴らしい技術です。


今日の井上工務店の風景…

大工さんが材料を刻んでます!!


もちろん墨付けも棟梁が行います。

木というのは生き物ですから一本一本性格が違います。

同じ桧で同じ寸法でも山の中でどのような環境で育ったかによって、そり方や木目の見た目、節、年輪、違いは様々。

棟梁はそこまで考えてその材料に墨をはじき、木材に命を与えます。

自分が打つ墨はその家にとってその一本限り。

なかなか緊張してしまいますね。


家を建てるとき大工は絶対、丈夫で最高の家を建ててやる!という気持ちで仕事にのぞみます。


だから墨付けする棟梁も、刻む職人も全力!命をそそぐ気持ちで仕事します。



プレカットがいいとか手刻みがいいとか言う訳ではけしてありませんし、どちらもいいとこがいっぱいあると思います。
どちらでもいい家は建ちます。


…でも僕個人的には大工が、あーしようこーしよう、こうした方がいいな、あーしたらよくなるな、と魂こめた手刻みが好きです(^^)


ちょっと熱く書きすぎたかなぁ(・_・、)

でもそんな事を思った風景でした!


ではまた~♪

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