原木入荷①

井上工務店

2013年02月26日 23:33

製材グループのホリウチです。
きょうは久々の晴天、弊社会長の買い付けた原木を引取りに行ってきました。

画像は、丹生川町折敷地産の姫子松です。直径32㎝から40㎝クラスの4mもの、梁・桁に使用の予定です。
 なぜ、この時期に伐採されるかというと、凍結して細胞が破壊されるのを、樹木自体が水分を極力省き、残った分を糖質に変えるからとされています。ちょうど、飛騨のネギや白菜が、霜が降りるころ甘くなるのと同じ理由です。

最近は外材が主流ですが、わが社が岐阜県産の材料にこだわるのは、厳冬地だからこそ緻密で丈夫な樹木が育ち、他地域の材よりも風土に合った家づくりができると確信しているからです。

この時期に製材された製品は、すぐに天然乾燥させ、良質な構造材に生まれ変わります。

Share to Facebook To tweet