スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  

Posted by at

2015年12月12日

飛騨高山高校さんとの共同教育PJ 開始しました!!




昨日、飛騨高山高校環境科学科さんとの共同プロジェクト

森林教育プログラム第2弾

『飛騨高山高校 演習林活用プロジェクト』

が、いよいよスタートいたしました。flowers&plants13

このプロジェクトは、飛騨高山高校環境科学科さんとの

共同企画で、高山市清見町にあります

飛騨高山高校の演習林にて、歴代の生徒たちが育ててきました飛騨高山産木材(ヒノキ材)を

今回、弊社のお施主様にご協力いただき

施主様による鋸入れからスタートし、

生徒による伐採~運搬~製材~乾燥~加工~上棟~完成~記念植樹(生徒・施主様)

という川上から川下までを、すべて生徒に見学・体験してもらい

生徒たちに、改めて自分たちが育んだ飛騨高山の木材に愛着を持ってもらうとともに、

飛騨高山の森林の将来を担ってもらえるよう、木材がどのようになり

川下まで流通されていくのかを、自分の目で見て、自分の手で体験してもらう

というプロジェクトです!!

今回伐採したのは、樹齢約100年の直径約45cm 長さ約30mのヒノキです。

目が細かく、真っすぐなとても良い飛騨ヒノキです。face02










昔は地域の木材が、当たり前のように地域の人たちの中で

流通され、それぞれの工程の人たちの顔がわかるのが当たり前だった事が

今では、コスト・流通等様々な時代の変化により外国や他県から木材が入り

地域材も使われなくなり、森林や木材業・製材業が衰退し

後継者(木材を扱う人)も少なくなってきています。

こうした中、今回この演習林に12月としては異常な大雨の中ではありましたが

木を育てた人(先生・生徒)・木を伐る人(生徒・井上工務店林業部)・

木を運ぶ人(井上工務店林業部)・木を製材し乾燥する人(井上工務店製材部)・

木を加工・建てるする人(井上工務店大工グループ)・木を料理(設計・施工管理)する人

(井上工務店設計・管理グループ)・そして、そこに住まう人(施主様)

という川上から川下までのすべての人が一堂に会し、

スタートであります"鋸入れ"を行ったのですemotion20

今回のプロジェクトは、完成までの長期となりますが

このプロジェクトを通して、改めて若者に

この日本一の森林面積を有する飛騨高山の森林の将来(木材に関わる全て)を担い、

そしてその次の世代に、また次の世代にと繋げてくれるよう

飛騨高山産木材を愛してもらい、

また、そこに住まうお施主様にも飛騨高山産木材で

飛騨の匠たちの手によって建てられた建物に対して、

長く愛着を持って住んでいただくお気持ちになったことと思いますflowers&plants9

生徒たちも目をキラキラ輝かせて、作業を行っていました。

このヒノキが、新たな命をみんなの手で吹き込まれ

建物に生まれ変わる姿が、今からとても楽しみですface15

今後、プロジェクトのご報告を随時行いたいと思います。


                ■□■飛騨のもりから、旅する五木
                              飛騨のまちから、旅する匠美■□■

                 株式会社 井上工務店  ホームページ http://inouekoumuten.co.jp/
                   TEL:0577-33-0715 FAX:0577-33-0144
                            常務取締役 井上 守

                     

    Posted by 井上工務店 at 17:57Comments(0)飛騨の森・飛騨五木イベント情報